LightNovelLingo
ホーム / 書庫 / 日本語 / 放浪記

放浪記

著 林芙美子

貧しい若い女が、飢えと労働と詩を日記に書きつける。

この本を無料で読む →

原文の言語:日本語レベル:上級3,501 字 · ≈ 14 分出典:青空文库

冒頭

秋が来たんだ

十月×日

一尺四方の四角な天窓を眺めて、始めて紫色に澄んだ空を見た。

秋が来たんだ。コック部屋で御飯を食べながら私は遠い田舎の秋をどんなにか恋しく懐しく思った。

秋はいゝな……。

今日も一人の女が来た。マシマロのように白っぽい一寸面白そうな女。厭になってしまう、なぜか人が恋いしい。

そのくせ、どの客の顔も一つの商品に見えて、どの客の顔も疲れている。なんでもいゝ私は雑誌を読む真似をして、じっと色んな事を考えていた。やり切れない。

なんとかしなくては、全く自分で自分を朽ちさせてしまうようだ。

十月×日…

無料で読む →

この本について

『放浪記』は、林芙美子が自身の日記をもとに放浪生活の体験を書き綴った自伝的小説である。日記体の散文や詩を原型とし、1928年から雑誌『女人芸術』に断続的に連載されて評判を呼んだ、作者の出世作かつ代表作で、舞台・映画・テレビドラマにもなった。

紹介文は Wikipedia の記事をもとに AI で作成:放浪記 (CC BY-SA)

注釈の作り方

逐語注釈と全文訳は AI モデル(DeepSeek、智譜 GLM)が文脈に合わせて生成し、すべての語に注釈があるか自動で確認しています。AI は誤ることがあります。問題は本のページから報告できます。

よくある質問

原文ですか?

はい。パブリックドメインの原作の冒頭部分を収録しています(青空文库)。

有料ですか?登録は必要?

書庫の本は登録なしで無料で読めます。他の注釈言語や自分の文章の取り込みには登録とクレジットが必要です。

どのレベル向け?

この本は「上級」です。すべての語に注釈があるので、語彙が少なくても読み進められます。

他の注釈言語は使えますか?

英語と中国語の注釈を用意しています。ログインすると他の言語版も生成できます。

同じ言語の本

この本を無料で読む →