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永日小品

著 夏目漱石

元日から始まる短い小品集。日常と夢のあいだを描く。

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原文の言語:日本語レベル:中級3,492 字 · ≈ 14 分出典:青空文库

冒頭

元日

雑煮を食って、書斎に引き取ると、しばらくして三四人来た。いずれも若い男である。そのうちの一人がフロックを着ている。着なれないせいか、メルトンに対して妙に遠慮する傾きがある。あとのものは皆和服で、かつ不断着のままだからとんと正月らしくない。この連中がフロックを眺めて、やあ――やあと一ツずつ云った。みんな驚いた証拠である。自分も一番あとで、やあと云った。…

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この本について

「永日小品」は夏目漱石の小品である。1909年1月、朝日新聞に「元日」が掲載されたのをはじめ、1月14日から3月14日まで大阪朝日新聞に24篇が掲載された。日常を題材にしたものや、ロンドン留学時代に題材をとったさまざまな小品からなり、長編『三四郎』の連載後に『夢十夜』のような短い連作として書かれた。

作者について

夏目漱石(1867年2月9日–1916年12月9日)は、本名・夏目金之助と呼ばれ、日本の小説家・詩人・学者であり、近代日本を代表する最も偉大な作家の一人とされる。代表作には『吾輩は猫である』『坊ちゃん』『三四郎』『こころ』、そして未完の遺作『明暗』がある。

紹介文は Wikipedia の記事をもとに AI で作成:永日小品 (CC BY-SA)

注釈の作り方

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この本は「中級」です。すべての語に注釈があるので、語彙が少なくても読み進められます。

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