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猿蟹合戦

著 芥川龍之介

猿蟹合戦のその後。仇を討った蟹は裁かれ、死刑になる。

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原文の言語:日本語レベル:中級2,250 字 · ≈ 9 分出典:青空文库

冒頭

蟹の握り飯を奪った猿はとうとう蟹に仇を取られた。蟹は臼、蜂、卵と共に、怨敵の猿を殺したのである。――その話はいまさらしないでも好い。ただ猿を仕止めた後、蟹を始め同志のものはどう云う運命に逢着したか、それを話すことは必要である。なぜと云えばお伽噺は全然このことは話していない。

いや、話していないどころか、あたかも蟹は穴の中に、臼は台所の土間の隅に、蜂は軒先の蜂の巣に、卵は籾殻の箱の中に、太平無事な生涯でも送ったかのように装っている。…

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この本について

「猿蟹合戦」は芥川龍之介の掌編で、よく知られた日本の民話「さるかに合戦」を元にしたパロディー作品である。民話の語られざる後日談という体裁を取っており、見事仇討ちを成し遂げた蟹と仲間たちが、猿を殺害した咎で蟹は死刑に処せられるという内容で、おなじみの物語の別の結末を描く点が読みどころである。

作者について

芥川龍之介(1892年3月1日-1927年7月24日)は、澄江堂主人の号でも知られる大正期の日本の作家で、「日本短編小説の父」とされている。35歳でバルビタールの過量服用により自殺し、日本の主要な文学賞である芥川賞は彼の名前にちなんでいる。

紹介文は Wikipedia の記事をもとに AI で作成:猿蟹合戦 (芥川龍之介) (CC BY-SA)

注釈の作り方

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