空中墳墓
著 海野十三
四十階急行エレベーターの音で目覚めたところから始まる謎。
- 原文:パブリックドメインの原作(冒頭部分)
- 逐語注釈と全文訳:英語・中国語、無料
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冒頭
ぽっかり、眼が醒めた。
ガチャリ、ガチャリ、ゴーウウウ。
四十階急行のエレベーターが昇って来たのだった。
「誰か来たナ」
まだ半ば夢心地の中に、そう感じた。職業意識のあさましさよ、か。
この四五日というものは夜半から暁にかけてまでも活躍をつづけたので身体は綿のごとく疲れていた。それだのに、思ったほどの熟睡もとれず、神経は尖る一方であった。
今も急行エレベーターで昇って来た人間が、果して自分のところへ来るのだか、または他へ行くのだかわかりもしないのに、寝台の上で息を殺して待っている自分がおかしかった。…
この本について
名探偵・栗戸利休のもとを訪れた相良十吉は、二十年前に行方不明になった無着陸世界一周飛行機・松風号の最期を知りたいと依頼する。四十階急行エレベーターの音と疲れ切った探偵の独白から場面が始まり、軽快なやりとりと昔風な探偵小説の趣がある。
作者について
海野十三(1897年12月26日 - 1949年5月17日)は、本名佐野昌一の日本の小説家である。日本SFの創始者とされる。
注釈の作り方
逐語注釈と全文訳は AI モデル(DeepSeek、智譜 GLM)が文脈に合わせて生成し、すべての語に注釈があるか自動で確認しています。AI は誤ることがあります。問題は本のページから報告できます。
よくある質問
原文ですか?
はい。パブリックドメインの原作の冒頭部分を収録しています(青空文库)。
有料ですか?登録は必要?
書庫の本は登録なしで無料で読めます。他の注釈言語や自分の文章の取り込みには登録とクレジットが必要です。
どのレベル向け?
この本は「中級」です。すべての語に注釈があるので、語彙が少なくても読み進められます。
他の注釈言語は使えますか?
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